白石和彌監督は、独特な演出力と深いメッセージ性で映画ファンから高い評価を受けています。
役所広司、松坂桃李、綾野剛など多くの名優たちが彼の作品に出演し、観る者を強く引き込むその映画は、多くの人々に強い印象を与えています。
今回は、そんな白石和彌監督の学歴や出身高校、専門学校について詳しくご紹介します。また、彼の経歴やWikiプロフィールも掘り下げ、彼がどのようにして現在の地位を築いたのかを見ていきたいとおもいます。
白石監督ってどんな人なんだろう?白石監督の背景を知ることで彼の作品への理解と興味がさらに深まることでしょう。
白石和彌監督の人柄やキャリアに迫り、その魅力を深堀してみました。
白石和彌の出身高校は?
白石和彌の専門学校はどこ?
白石和彌のWikiプロフィールについて
白石和彌の経歴がすごい!
白石和彌のWikiプロフィール
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— 映画『死刑にいたる病』公式 (@SIYmovie) November 24, 2021
本編の撮影〜編集~仕上げの全ての作業が終わり、いよいよ来週は初号試写となりました!
作業を終えた #白石和彌 監督と📸
皆様にお届けできる日が待ち遠しいです🎥
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名 前:白石和彌(しらいし かずや)
生年月日:1974年12月17日
年 齢:49歳(2024年5月現在)
出身地:北海道旭川市
職 業:映画監督
事務所:有限会社フラミンゴ(映画)
白石和彌監督は北海道旭川市の出身です。
祖父母が営む食堂には、映画館の方が上映ポスターを貼りに来ることがあり、その際に映画の招待券を置いていってくれたため、白石監督はその招待券を手に祖母とよく映画館へ足を運んでいました。
2ヶ月に1、2度のペースで主に洋画を観賞し、そこから次第に映画への情熱が芽生えていきました。
映画好きな幼少時代が目に浮かびますね。
白石和彌は出身が北海道で高校はどこ?
白石さんの出身高校は北海道旭川西高等学校です。偏差値は59‐60です。
高校時代はサッカー部に所属し、活発な学生生活を送っていました。
北海道旭川西高等学校は、北海道旭川市に位置する公立の進学高校で、「旭西」または「西高」とも呼ばれています。
普通科と理数科の2つの学科を設置しています。文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されており、数学と理科に重点を置いた人材育成プログラムが組み込まれています。
校風は「研学・高邁・溌剌」の校訓のもと、文武両道を目指し、生徒の個性を尊重した自由で伸び伸びとした環境が特徴です。
偏差値も高く、北海道全体でも上位10%に入るほどの学力を誇るこの学校で、白石監督は多くの刺激を受けたことでしょう。
こんな校風の中で、彼の自由な発想力や独自の視点が培われ、現在の独特な演出力や深いメッセージ性に繋がったのではないでしょうか。
北海道旭川西高等学校の出身で他にも有名な著名人がいます。
- 音尾琢真:タレント
- 加藤ジュン:ラジオDJ
- 今津寛:衆議院議員
- 森崎博之:俳優・脚本家・演出家
- 瀬川あやか:看護師、ミュージシャン
- 橋本奈々未:元アイドル (乃木坂46)
- 笠井崇正:元プロ野球選手(横浜DeNAベイスターズ)
芸能人であったり、政治家など、それぞれ異なる分野で活躍されている方が多いですね!
白石和彌は大学へは進学せず専門学校へ
白石和彌監督は、高校を卒業した後、「札幌市の映像技術系専門学校」で学びました。
大学では広範な教養を身につけますが、専門学校では特定の分野に集中し、実践的な技術を磨くことができます。
白石和彌監督は将来の目標が映画制作であることを明確に認識しており、そのために必要なスキルを身につけるために専門学校を選びました。
映画への情熱は彼の作品に生きていますよね。
白石和彌の経歴がすごい!
専門学校卒業後、なかなか仕事が見つからず、上京します。
1995年、白石監督の人生を変える出会いがありました。それは、巨匠若松孝二監督との出会いでした。映像塾で師事し、映画製作の真髄を学びます。
助監督として『標的 羊たちの哀しみ』をはじめ、行定勲監督や犬童一心監督の作品に携わり、経験を積み重ねていきます。
2009年、ついに長編監督デビューを果たします。デビュー作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』は衝撃的な内容で注目を集め、映画界への第一歩を踏み出します。
2013年、実際に起きた凶悪殺人事件を題材にした『凶悪』で、数々の映画賞を受賞。その才能を世に知らしめます。緻密な脚本とリアリティのある描写で、観客を魅了する独自のスタイルを確立します。
2017年には『彼女がその名を知らない鳥たち』、2018年には『孤狼の血』でブルーリボン監督賞を連続で受賞。映画界の頂点に君臨します。
映画監督としての活躍だけでなく、2019年にはテレビドラマ「フルーツ宅配便」の監督も務め、その多才な才能を発揮します。
白石監督は、最初から監督を目指していたわけではないそうです。一体何がそうさせたのでしょうか?
監督になろうと思ったきっかけは?
白石和彌監督が映画監督を目指すきっかけは、大きく2つありました。
1つ目は、若松孝二監督との出会い。映像塾で師事し、映画製作の真髄を学んだことが、監督への道を切り開く大きな転機となりました。
しかし、実際に若松監督の助監督として現場を経験したことで、監督になるための厳しさや才能の必要性を痛感し、自信を失いかけます。
しかし、ある監督のひどい人間性と、その監督の作品がつまらなかったことに腹を立てたことが、逆に「こいつより俺は面白いものを撮れる」という強い決意へと繋がり、監督を目指すことを決意します。
2つ目は、助監督として10年以上携わり、映画制作のイロハを学んだことです。しかし、次第に仕事がルーチン化し、監督になるチャンスも失われたと感じていたある日、映画プロデューサーから企画開発の仕事を持ちかけられます。
この転機をきっかけに、白石監督は脚本家と協力しながら脚本作りに没頭し、映画の企画や構成の重要性を学びます。
そして、今までの経験を活かし、監督デビューを果たすのです。
白石監督の言葉には、「監督になる」という強い意志と、それを実現するために努力し続けた姿が表れています。
白石監督の経歴は、映画監督を目指す人々にとって、大きな励みとなるでしょうね。
監督デビュー秘話
今日は「 ロストパラダイス・イン・トーキョー」を観た。知的障害のある兄の性欲処理の為に弟が呼んだデリヘル嬢が地下アイドルの子で…訳あって3人で暮らす事になるんだけど…これがまた重たくて胸がキュッとなる感じで…誰にでも隠したいものはあるよ。好き嫌い別れると思うけど個人的には凄く好き。 pic.twitter.com/zmVnoihHio
— 🥺 (@puniko___01) August 4, 2020
白石監督が監督としてデビューした「ロストパラダイス・イン・トーキョー」は、決して順風満帆ではありませんでした。
プロデューサーから提示された原作本に心惹かれ、脚本家と共同でシナリオを作り上げたものの、原作者の意向により映像化は断念。
契約も終了し、フリーに戻り、子供も生まれたタイミングだし、映画界を諦めようとした矢先、プロデューサーから自主映画制作の提案を受けます。
「自分の撮りたいものを作れ」と。300万円という限られた予算の中、仲間と共に青春映画『ロストパラダイス・イン・トーキョー』を完成させ、2年という年月をかけて公開に漕ぎ着けます。
しかし、結果は赤字。次の監督の仕事もありませんでした。
そんな苦しい時期も、奥さんは常に白石監督を支えてくれました。アルバイト面接に落ちたエピソードも、笑い話にできるほどです。
その後、赤城聡プロデューサーとの出会いにより、実際の殺人事件を題材にした映画『凶悪』を監督。暴力シーンにも果敢に挑戦し、社会の闇を抉り出す作品で高い評価を得ます。
この作品で、白石監督は「社会に潜む問題を表現する」という自分の映画作りの方向性を確信し、鬼才の名にふさわしい才能を開花させたのです。
デビュー作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』は、赤字ながらも白石監督にとってかけがえのない作品ですね。仲間と共に作り上げた作品は、白石監督の映画作りの原点ともいえます。
「監督になる!」と公言し、それから監督になるまで苦悩と挑戦を乗り越え、自身の道を切り開いた白石監督の軌跡は、多くの映画を作りたい!と思う人に勇気を与えてくれるでしょう。
彼の作品は、社会の闇を抉り出し、人間の弱さや葛藤をリアルに映し出す一方で、希望の光も見せてくれます。
常に作品とともに、挑戦し続ける白石監督の今後の活躍から目が離せませんね。
白石監督の主な作品と受賞歴
\🐺 #白石和彌 監督登壇 試写会 🐺/
— Filmarks(フィルマークス) (@Filmarks) June 23, 2021
『 #孤狼の血 LEVEL2』公開記念で
前作『孤狼の血』の特別試写会開催が決定💥
上映後には白石監督によるQ&Aコーナーも🗣
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白石和彌監督の主な作品です。
- 2009年:『ロストパラダイス・イン・トーキョー』
- 2013年:『凶悪』
- 2016年:『日本で一番悪い奴ら』、『牝猫たち』
- 2017年:『彼女がその名を知らない鳥たち』
- 2018年:『孤狼の血』、『サニー/32』、『止められるか、俺たちを』
- 2019年:『ひとよ』、『凪待ち』、『麻雀放浪記2020』
- 2021年:『孤狼の血 LEVEL2』
- 2022年:『死刑にいたる病』
- 2023年:『渇水』
- 2024年:『碁盤斬り』
受賞歴
- 2013年:第5回 TAMA映画賞 最優秀新進監督賞(『凶悪』)、第38回 報知映画賞 監督賞(『凶悪』)、新藤兼人賞 2013 金賞(『凶悪』)、第35回 ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル新人監督賞(『凶悪』)
- 2017年:第60回ブルーリボン賞 監督賞(『彼女がその名を知らない鳥たち』)
- 2018年:第61回ブルーリボン賞 監督賞(『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』『サニー/32』)、第42回日本アカデミー賞 優秀監督賞(『孤狼の血』)
- 2019年:第93回 キネマ旬報ベスト・テン 日本映画監督賞(『ひとよ』『凪待ち』)、芸術選奨新人賞 映画部門(『凪待ち』ほか)
- 2022年:第45回 日本アカデミー賞 最優秀監督賞(『孤狼の血 LEVEL2』)
白石監督の作品は、バイオレンスや、社会へのメッセージが強いので、映画を通じで現代社会を考えたい人にはとっても、おすすめな作品ばかりです。
そして、何より、作品に出演している俳優さん達の演技がすごい!こんなにワイルドなの!とか、白石監督の映画作品により、演技力が開花された俳優さんばかり。
次回作で、誰をキャスティングし、どんな作品を撮るのか楽しみですね!
まとめ
白石和彌監督の作品は、社会派テーマと深い人間ドラマを描き、多くの映画ファンを魅了しています。彼の映画は、その芸術性とメッセージ性で、多くのファンに愛され続けています。今後ますます注目度の高い監督として、多くの作品を世に送り出すことが期待されます。
そして、どの作品の俳優さんも、白石監督の映画作品のファンばかりです。出演したい!と思っている俳優さんも多いのがわかります。
これからも白石和彌監督の活動から目が離せませんね。彼の新作が待ち遠しいです!
白石和彌の学歴
出身高校は北海道旭川西高等学校
専門学校は札幌市の映像技術系専門学校
Wikiプロフィール
名 前:白石和彌(しらいし かずや)
生年月日:1974年12月17日
年 齢:49歳(2024年5月現在)
出身地:北海道旭川市
職 業:映画監督
事務所:有限会社フラミンゴ(映画)
経歴
1995年:中村幻児監督主催の「映像塾」に入塾
1996年:若松孝二監督の助監督として活動開始
2009年:長編映画監督デビュー作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』を公開
2013年:『凶悪』で第37回日本アカデミー賞最優秀監督賞、第36回ヨコハマ映画祭最優秀監督賞などを受賞
2016年:『日本で一番悪い奴ら』を公開
2017年:『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回日本アカデミー賞最優秀監督賞、第60回ブルーリボン賞監督賞を受賞
2018年:『孤狼の血』で第42回日本アカデミー賞最優秀監督賞、第61回ブルーリボン賞監督賞を受賞 2019年:『凪待ち』、『ひとよ』を公開
2022年:『孤狼の血 LEVEL2』で第45回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞