
職場で「またイライラしてしまった…」と自己嫌悪になったことはありませんか?
私も同じチーム内で、報告や相談が遅れるメンバーに対して、つい感情的になってしまうことがありました。
休日になっても怒りが蘇り、「せっかくの休みなのに全然休んだ気がしない…」なんて日も。
年齢や更年期のせいにしてみたものの、本当は 怒りをコントロールしたい のです。
「怒りが収まらない時、どう対処すればいいのか…」
そんな時、本屋で出会ったのが 嶋津良智さん著『マンガでよくわかる 怒らない技術』 でした。
主人公・千夏は、思い通りに動いてくれないメンバーに怒りをぶつけてチームをまとめようとしますが、うまくいかない…。
やがて「怒らない技術」を身につけることで、自分もチームも成長していきます。
このストーリー、まさに私自身と重なる部分が多く、「あるある!」の連続。
もしあなたも職場で同じように怒りに悩んでいるなら、この本はきっと役立ちます。
怒りが収まらない時の第一歩は「第一感情」を見つける
本によれば、怒りは「第二感情」であり、その奥に 第一感情(不安・悲しみ・心配など) が隠れています。
私が「早く報告してよ!」と怒ってしまうのは、実は「心配」からくるものでした。
この第一感情に気づくことで、相手に怒るのではなく「私はこういう心配がある」と伝えられるようになります。
職場で怒りをコントロールするメリット
怒りを抑えると、相手と建設的に話し合えるようになります。
本には「アンガーログ」という怒りの記録方法が紹介されており
いつ・どこで・どんな出来事で怒ったのか
怒りの強さ
本当はどうしてほしかったのか
を記録することで、自分の怒りのパターンが見えてきます。
マンガでよくわかる怒らない技術 仕事も人間関係もイライラしないでうまくいく! [ 嶋津良智 ]怒らないと決める勇気

千夏は「怒らない」と決めてから、相手の良いところを褒め、感謝を伝えるようになりました。
- 「助かりました」
- 「今日の服、素敵ですね」
- 「〇〇さんのおかげです」
こうした一言で、職場の空気は変わります。
私自身も、思いやりが欠けていたことに気づき、褒める習慣を取り入れました。
もしあなたが職場で怒りに悩み、関係改善のきっかけを探しているなら、この本は大きなヒントになります。
怒りを減らすことで、職場の信頼関係も成果も変わっていきます。
特におすすめしたいのは…
- 職場で同じミスや遅れにイライラしてしまう人
- 怒った後に自己嫌悪になってしまう人
- チームや部下との関係を改善したい人
今日からできることはシンプルです。
- 怒りが湧いたら6秒待つ
- 第一感情を探す
- 相手に褒め言葉や感謝を伝える
まずは本を手に取って、あなたの「怒らない技術」を磨いてみませんか?


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