
50歳を迎えると、心と身体の変化に気づきます。
更年期を迎える時期なのか・・
気持ちが不安定になったり、
イライラしがち
になる年齢でもあります。
身体の変化とともに、自分をとりまく環境も変化してきています。
仕事においては、
古株、
ベテラン、
役職、
といった顔を持ち、後輩や部下の指導にあたっている人もいるでしょう。
家庭においては、子供が独立し、子育ての終わりが見え、生活にハリを感じられず、家事をこなす毎日に先々の不安を感じたりする人もいるのではないでしょうか。
50歳という年齢は人生の折返し地点です。手の届く未来に向かって、覚悟する年齢でもあります。
30代、40代の頃の体力はなくなり、容姿もそれなりになってしまいます。
だからといって、そのまま放置してはいけません!
美しさとは、見た目だけではないからです。
もう、50歳だし、、
年齢で諦めるのはまだ、早い!
なぜなら、
これまでの経験が開花する時だからです。若さゆえに未熟だったあの頃よりも
人の痛みや、
悲しみ、
人の優しさや
人間の奥深さ
が
わかる年齢が今なのです!自分の美しさを磨くのは今!
では
年齢を重ねても美しくなるためには、何が必要でしょうか?
美しくなるその秘訣をまとめてみました。
年齢を重ねても、自分をかわいいと思う努力が必要。
あなたは、自分をかわいいと思った事はありますか?
私の答えは
ノー!(NO) です。
自分よりも若いというだけで、チヤホヤされる女子社員をみると、妬ましく思ったり、
仕事が出来ない男性社員に対して、言葉がきつくなったり、上司に対しても
「ここの数字が間違っています!」と強く言ったり。
ほめられても、
「いえいえ、そんな事はありませんから。」と素直に受け止められず、相手の言葉を踏みにじってしまったり。。
誰かに甘えるのが嫌で、自分だけで頑張ろうとして、イライラしながら、空回りばかりしている自分がいました。
かわいくないとは、「心がかわいくない」自分 です。
なぜ、そうなったのでしょうか。
歳を重ねる度に、
いろんな経験が邪魔をし、失敗を恐れ、傷つくのを恐れ、自分をさげずむ心・・がそうさせてしまったのでしょう。
相手は褒めてくれているのに、「本当はそうは思ってないくせに!」と、勝手に可愛いくない態度をとってしまう。
自分を可愛いと思えていないから、相手に対して、素直に本当の自分を出せない 自分がいました。
ある時、久しぶりにきちんとメークをして、バイト先に出勤すると、年下の男性社員から、「〇〇さん、今日はどうしたの?綺麗だね。」と。
突然でびっくり!
でも、素直に、照れながら、『ありがとう。』と言える自分がいました。
素直に、自分を可愛い と思えたら、やさしくふんわりした気持ちになり、その場の空気までもが変わったのです。
不思議です。
自分を可愛いと思うと、
人に頼るようにもなりました。
すぐに怒らなくもなりました。
素直さを出すことによって、力をぬいて仕事が出来るようになりました。それからは、素直に
自分をできるだけ可愛いと思う努力をしています。
50歳、60歳になって歳を重ねても、心の可愛さも大切にしていきたいものですね。
人の生き方は顔にでる?年齢を重ねても美しい人は、生き方もかっこいい。
鏡に写った自分はどんな顔をしていますか?老いた顔をしていませんか?人の生き方というのは、顔に出ると言われます。
どんな生き方をしてきたのか、歳を重ねれば重ねるほど、表情に現れてきます。
不幸な人は不幸な顔に
優しい人は人をつつみこむような顔に
厳しい人は厳しい顔に
自分の生き方も顔に出ると思うと、恐ろしく感じますが、いい顔をしていたいものです。
私にはとても穏やかな友人がいます。彼女と久しぶりにあった時に、この数年に、起こった出来事を話してくれました。
自分が癌を患い、今でも抗癌剤治療を受けながら仕事をしている事や、親の介護まで、家庭が大変だった事を話してくれました。
大変だった話をしてくれているのに、彼女の表情はとても穏やかです。
苦しい治療なのに、時には微笑みすら浮かべながら話してくれました。
抗癌剤治療で抜け落ちた髪を、ウィグでヘアスタイルを楽しんでいる事、自分が癌になった事実を受け入れ、悲壮感にならず、いろんな意味で覚悟が出来ているんだと感じました。
彼女はきっと、自分の子供達の前でも、つらいときでも、微笑んでいるんだな。。
心の強さを感じるとともに、なんだろう、、とても柔らかく、しなやかな凛とした生き方に美しさを感じました。
自分の生き方も、顔に現れるとしたら、美しくありたいと思いませんか?
人は自分自身を表現しながら日常生活を過ごしています。
どんな服を着て、今日一日を過ごそうとか、今日は何を食べようかと。
仕事においても、言葉遣いを通して、人間関係のあり方は自分自身の内面を表現してます。
楽な方へ流されず、自分自身の内面を磨く事が一番、大事な事だと思います。
自分を素敵に美しく生きる事は、まず、自分自身の心を磨く!
ことかもしれませんね。
歳を重ねても、新しい目標に向かって走る女は最強!

あなたは定年後の自分を想像した事はありますか?
ほとんどの人は「65歳まで今の職場で働ける」という人が多いと思います。
でも、定年後をどう過ごすのか、今から不安に思う人もいると思います。
これからは「人生100年時代」と言われています。定年が60歳だとすると、その後の人生は40年もあります。
定年退職したら人生終わりではなく、そこからがスタートです。
あなたが今、私と同じ50代なら、10年後の先を考え、何か新しい事に挑戦する事を考えたら
自分の可能性が先細りに感じるかもしれません。
年齢を重ねていくという事は、やれる事がどんどん限られていくように感じるかもしれません。
もう歳だから・・
体力がないから・・
覚えられない・・
でも、年齢を理由にあきらめてしまうのは、もったいない。
年齢を重ねてこそ、出来ることがあるからです。
私達には歳を重ねるごとに積み重ねた経験と知恵があります。これまで培った経験が後押ししてくれます。
その可能性を見出すためには「キャリアの棚卸し」をする事です。
興味のあること、
嬉しかったこと、
楽しかったこと、
得意としてきたことを
自分の引き出しを開けてみるのです。その中で、自分がワクワクして楽しんでいたことをリストアップすれば、必ず見つかります。
時間は取り戻す事はできないけど、これからをどう過ごすかは、自分次第。
老いる事に恐れる事はありません。
歳を重ねても、
新しい事に挑戦して努力している人は、誰がみてもカッコイイ!!
いくつになっても美しく、今がワクワクした楽しい毎日を過ごしましょう。
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