
人はそれぞれ、役割を背負って生きています。
仕事をする自分。
母親の自分。
妻としての自分。
それぞれの立場で生活していると思います。
私は50歳の誕生日を迎えた途端、自分の視界が変わったように感じました。
息子が20歳の成人式を迎え、ようやく子育てに一段落、、、という気持ちからなのか、急に
焦り不安に襲われました。
今までの私は、がむしゃらに、仕事と子育て一筋!の生活を過ごしてきました。
土・日曜日は子供の部活の応援や弁当作り、趣味も暇もない位、必死だった毎日が、子育てが一段落すると、急に自分の時間が増えるようになり、心にポッカリ穴が空いたような、悲しいくはないけど、虚しさ・・・みたいな感情が込み上げてきました。
なぜ、そのように感じたのか・・。
振り返って考えてみると、家族のため、回りの空気を優先して、自分の事はいつも、後回し。。
誰も褒めてはくれないけど、頑張ってきたんですよね。
心にポッカリあいた穴をふさぐためには、頑張ってきた過去の自分、これからの自分と向き合うために心の整理整頓が必要!
妻でもない、母でもない、一人の女性 として、
「これからどう生きたいの?」
「自分がどうなりたい?」
と、静かに、自分の心と向き合うチャンスです。
あなたが、私と同じように感じているのなら、一緒に自分探しにお付き合いください。
なりたい自分になるためには、目標とあこがれを持つ事が大事です。
私の友人にとても素敵な人がいます。一回り年上の友人です。
彼女は60歳で定年退職し、私は40代後半、仕事をクビになり、同じ職業訓練に通っていた時に出会いました。
彼女はいつでもポジティブで、離婚し、苦労しただろうと思うことを、微塵にも感じさせないパワーのある人です。
頭の回転がよく、趣味もダンスや登山など、自分から進んで仲間を作っていくタイプのタフな方です。
姿勢がよく、おしゃれな彼女は、私の良き人生のアドバイザーでもあり、憧れとしている人です。
65歳になった今でも、パワフルに仕事をこなしています。
彼女がいつも言っていたのは「定年退職したら人生は終わりではない。新たなスタートよ。
だから、以前習っていたことを学び直しにここにきたの」と。
自分の人生をきちんと見据え、新しい第二の人生を迎える準備を整えている人だと思いました。
ぶれない、
こびない、
培った経験で物事を判断し、シンプルな生き方とした姿勢は潔さ!が感じられます。
当時の私は
仕事を失い、
戸惑ったり、
不安に怯えたり、
いろんな情報に振り回され、
心が動かされたりしていました。
ぶれない、動じない自分になるにはどうすればいい?いつも自分に問いかけます。
年代によって悩みや、考え方は、自分の取り巻く環境によって変わっていきます。
「自分がこう生きたい」と思っていても、子育ての真っ只中なら、それは無理があります。
子供が自立し、母親としての役割が少しづつ離れていく時期なら、
ひとりの女性として
「どう生きたいか?」
意識して生活することが大切!
何に不安を感じているのか?
自分がどうしたいのかを明確にし、
『自分自身と向き合う事』が必要な時期なのかもしれません。
自分の人生に迷いなく生きるには今が大切!
50代でもいい大人ですが、今から自分を律する事も、これからは必要だと思います。
なりたい自分になるには、まず、頭で考えるよりも、感じる事が大切。
情報化社会と言われる今、ネットを検索すると、あらゆる情報が手に入る時代です。
いい情報から、悪い情報まで様々。その情報から、惑わされないためにも、自分が読み取りたい情報がなんなのか、本質を見抜くための目を持つことは大切です。
そのためには、感じる事が大切。
私は離婚して、手に職をつけるために、職業訓練校に通いましたが、その半年間は苦痛でした。
それは私が本来、心からやりたいものではなく、手堅く生きていくための手段だったからです。
その手段で今まで生きてきました。
『本当はもっと好きなことを仕事として生きていきたい。』と思っていても、バツイチ、無職の当時の私にはとても贅沢な考えです。
そのような考えは諦めるしかない と思っていました。
でも、子育てが一段落した今、諦めていた自分の人生をもう1度、リセットできるのなら、、
50歳になったの今がチャンス!
なりたい自分、目標といっても、最初は何がいいのかわからないかもしれません。
迷い、不安や戸惑い、もあると思います。
やってみたい、
やりたくない、
正直に自分が感じたことから振り分ければいいと思います。
50歳。
もう、若いという年齢ではありません。
ああでもない、こうでもない、と言っている場合ではありません。
失敗してもいいくらいの気持ちで、自分のやりたい事、なりたい自分を探してみてはいかかでしょうか。
頭の中で考えているより、とりあえずやってみる!
感じたままに、
こころ惹かれるものに
一歩踏み出すことが重要です。
人生は自分のもの。なりたい自分になるために大切なことは?

私はシングルマザーとして、子供を育ててきました。
その子供も、自分の手を離れ、今は自分で自分の人生を見つけようとしています。
子供が小さかった頃は、
「片親のくせに」
「片親だから・・」とか、
同情されたくない一心で、部活着も良いものを着せたり、遠征費用も、掛け持ちでアルバイトをしながら工面したり、子供には不憫な思いをさせまい!として生きてきました。
ママ友とのランチでも、お金がピンチなのに無理して付き合ったり、背伸びをしたり、見栄をはったり、人間関係に疲れた思い出があります。
人は心のどこかに、人によく思われたい、自分は人から優れている、と思われたい気持ちを持っています。
誰かと比べないと、自分の立ち位置を確認できない、誰もが持っている事です。
でも、『それは自分の弱さ』でもあることに気づきました。
他人と比べたり、人を羨ましく思うと、自分らしさを見失ってしまい、自分がどうなりたいのか、
自分が迷子になってしまいます。
なりたい自分になるには、どうすればいい?
自分の心の声に耳を傾ける時間が必要です。あなたは忙しすぎて自分を見失ってはいませんか?
若いうちは時間が無限にあり、なりたい可能性も無限の可能性があると思うかもしれません。
歳を重ねる程、出来ない事の方が多く、諦める事が多くなりがち。
しかし!
歳を重ねて、人生の経験を積んだ事が強みでもあり、最大の武器!です。
無我夢中で生きてきた今だからこそ、見えてくる夢、なりたい自分があるはずです。
なりたい自分になるために、大切なことは人と比べないこと!
人と比べたりすると、自分が本当にやりたい事が見えてきません。
楽しい事を楽しい、綺麗だと思うことは綺麗だと、自分の価値観を大切にする事が大切。
そして、自分の心に正直に生きることが大切。
難しく考えず、なんとなく・・から始めればいいのです。
私はこれからの人生を考えたら、未来の自分にワクワクしてきました。
あなたも出来る事からはじめてみませんか?
だって、人生は自分のものだから。
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