皆さんはニリンソウという花をご存知でしょうか?
東京都板橋区にある赤塚公園には、板橋区のシンボル ニリンソウが生殖されています。
ニリンソウは、白い小さな可愛らしい花です。高島平駅から徒歩10分ほどにある赤塚公園は、高島平団地と首都高速に沿って東西に連なっているとても大きな公園です。
この記事では、赤塚公園のニリンソウ2022年の見頃はいつなのかや、ニリンソウの開花時期と自生地の地図を紹介します。
赤塚公園に咲いているニリンソウってどんな花?
ニリンソウ(二輪草)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
山麓の林の縁や林の中や竹林、土手などに生え、4月から5月にかけて白い花を咲かせます。別名「ガショウソウ」とも呼ばれます。
1本の茎から2本ずつ長い茎を出し1輪ずつの花を咲かせます。2本目の花は1本目の花に寄り添うように遅れて咲きます。
白い花を2輪ずつ咲かせるため、その名がついたとも言われています。
ニリンソウ(二輪草)の若芽は山菜としても利用されますが、猛毒を持つトリカブトと酷似していて間違われやすい植物です。
赤塚公園に咲いているニリンソウの2022年の開花時期はいつ?
ニリンソウの開花時期は3月~4月頃です。
赤塚公園内のニリンソウは、例年2月中旬頃から発芽した葉が開き、3月上旬につぼみが付き始めて中旬頃から徐々に開花します。
ちょうど桜の開花が終わりに近づく頃に、ニリンソウが咲き、散歩する人を楽しませてくれています。
板橋区ホームページではニリンソウの開花状況を載せています。詳しい開花状況については板橋区ホームページで確認できます。
板橋区ホームページ(ニリンソウ情報)はこちら
赤塚公園基本情報
まずはじめに板橋区にある赤塚公園について、どのような公園かご紹介します。
所在地
板橋区高島平三丁目、徳丸七・八丁目、四葉二丁目、大門、赤塚四・五・八丁目
赤塚公園の地図
開園日
常時開園
※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。
※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。
入園料
無料(一部有料施設あり)
車椅子の貸出あり(2台)
授乳室、救護室あり
多機能トイレにはオストメイト用水洗器具を設置
赤塚公園へのアクセス方法
公共交通機関でのアクセスと最寄り駅
地下鉄三田線「高島平」(I25)下車 徒歩10分
東武東上線「成増駅北口」から国際興業バス(高島平操車場行き)「赤塚公園」下車(所要16分)
国際興業バス(増17系統)「赤塚公園」下車すぐ バス・大型車両不可 駐車場(有料)あり
問合先TEL 03-3938-5715
赤塚公園サービスセンター
〒175-0082 板橋区高島平3-1
赤塚公園駐車場
TEL | 080-1100-9833 早朝夜間、繋がらない時は下記へ AMSお客様さぽーとセンター 0120-03-6548 |
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住所 | 〒175-0082![]() |
営業時間 | 24時間営業 |
利用料金 | 高額紙幣(一万円札、五千円札、二千円札)はご使用になれません。 普通車 1時間まで300円 以後20分毎に100円 入庫後12時間最大料金 1200円(*最大料金は繰り返し適用されます。)交通系電子マネー及びICクレジットでのご精算ができます。場内での無料 Wi-Fi(フリースポット)を24時間(1日3時間まで)ご利用できます。(駐車場利用料金免除について) 当駐車場の満空情報は「s-park」で確認できます |
駐車台数 | 28台(うち身障者用2台) 臨時駐車場有 |
赤塚公園は、高島平に近い大きな公園で、バーベキュー広場、テニスコート、噴水まであり、常に多くの人で賑わっています。
植物も多く、冬は梅の花、春は桜の花、夏は葉の緑、秋は紅葉を満喫でき、ゆっくり散策が楽しめる公園です。お年寄りから、小さな子供まで楽しめる憩いの場所です。
昼間は7月からBBQ場が再開すると聞いて
赤塚公園に行ってきました⛲️お散歩している人もバスケをしている🏀学生も沢山いて少し賑やかになってきましたね!!
今はまだBBQ場は侵入禁止ですね!
感染者これ以上増えないと良いな💦#板橋区 #BBQ #キャンプ #子育て #赤塚公園 #散歩 pic.twitter.com/n4EMZ3vRpe— Hacks@板橋区🎗DIY🛠アウトドア⛺️子育て🐓レシピ🍳 (@MyLifeHacksDIY) June 26, 2020
赤塚公園ニリンソウの自生地は?
「ニリンソウ」の自生地のある赤塚公園最寄り駅は、都営地下鉄三田線「新高島平」駅。三田線の終点は「西高島平」駅で、新高島駅は1個手前の駅です。
都立赤塚公園の大門地区まで、徒歩10分くらい。そこには、都内最大のニリンソウ自生地があります。
毎年4月上旬になると、崖地の斜面に沿って延長約200メートル・奥行き約10~20メートルにわたり自生する真っ白なニリンソウのじゅうたんを楽しむことができます。
板橋区ホームページ
ニリンソウが板橋区のシンボルになったのは?
ニリンソウは区内のいたるところに見られていましたが、都市化などの影響で年々減ってしまい、2020年版東京都の保護上重要な野生生物種(本土部)のリストにはニリンソウが区部における準絶滅危惧種にリストアップされています。
板橋区では、1980(昭和55)年、緑の保全と緑化推進のシンボルとしてニリンソウを区の花に指定。
ニリンソウにちなんで板橋区では板橋観光キャラクター『りんりんちゃん』を平成20年に誕生。ニリンソウの妖精をイメージしていており、凛とした2輪の花を咲かせるニリンソウの『リン』と『板橋』の2つの漢字の部首が『きへん(木)で、合わせて(林りん)」となることから、りんりんの名前の由来です。
板橋区を元気いっぱいアピールしてくれています。とても可愛らしいゆるキャラですね。
いたばし観光キャラクター りんりんちゃん 板橋区HPより
まとめ
赤塚公園に咲くニリンソウの自生地は、首都高速5号線と大地の崖に挟まれた、あまり日あたらいがよくない場所ですが、区民のボランティア活動によって大切に保され、支えられています
。毎年ニリンソウが咲く頃は、ボランティアの方が、ニリンソウのガイドをしてくれて、ニリンソウ以外にも、オドリコソウやウラシマソウ、ヤマブキの黄色の花など、見所を教えてくれます。
赤塚公園はとても広く、ゆっくりと自然観察できる公園。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。